弥生最後の一日は、第5金曜日。通常の教室はお休みなので
雨ニモマケズ、「こころのたね」撒いてきました。
中高時代の同級生ペアが 岡山の子供たちと ママたちへ
春休みのプレゼント

ひらめきアート作文教室「こころのたね」IN岡山
アトリエペタタのさっちゃん先生が、去年の夏以来の登場です。

小学生11人、園児さん5人。ひしめき合いながらも 楽しく始まります。

まずは、さっちゃん先生の絵本から。
『
ぽとん ぽとんは なんのおと』
冬眠をしている間に生まれた 赤ちゃんクマは
お外の音が気になります。そう、小さな春が生まれたときは
どんな音がするのかな?
2冊目は、子供たちに「おのまとぺ」を感じてもらえるように
『
ほわほわ さくら』
小さな「春のたまご」の中には、どんな音が入っているかな?

こどもたちに、「おのまとぺ」が入った「はるのたまご」を
一つずつ渡します。

パカっと、開けてみると…
「
ひらひら」…何の音?「ちょうちょ」「さくら~」
「
にょろにょろ」は? 「へびさ~ん」
…じゃあ、みんなへびになるよ~にょ~ろ、にょ~ろ…
「
ふわふわ」は?「雲」「タンポポの綿毛」「綿あめ・・・」なるほどね~
点々つけたら全然違うよね。
「ひらひら」と「びらびら」
「さらさら」と「ざらざら」
この微妙なニュアンスの違い、日本語を学んでいる外国人には
もはや、マジック!
日本語の特徴の一つがこの オノマトペなのです。
「すいすい」は アメンボ、カエル
「ぐんぐん」は たけのこ、つくし!!

たっぷり、春のオノマトペをあつめたら、
園児さんと、小学生さんに分かれて、きっかけアートと作文の時間です。

園児さんは、さっちゃん先生と 「見つけた春」を描いて
白い卵の中に そっと入れます。

小学生さんは、字で「目・耳・鼻・口・肌」の5感で捉えた「
春」を
オノマトペと一緒に、短文にしていきます。
・たけのこが にょきにょき はえてきました。
・タンポポさんが ピカピカのランドセルの1年生を迎えています。
・かえるが ピョンピョン 飛んでいます。
何気ない文賞にも、ちょっと「おのまとぺ」をいれると
瑞々しい表現に早変わりします。
大事にみんなの 「はるのたまご」の中に入れておいてくださいね。

さいごは、やっぱり 万葉集。
春を迎える 喜びにあふれる歌を ♪
岩ばしる 垂水(たるみ)のうえの 早蕨(さわらび)の
萌え出(いづ)る 春に なりに けるかも~(万葉集1418番 志貴皇子(しきのみこ)
お母さんも一緒に さわらび ダ~ンス♪
この後、お子供たちは図書室へ。
ママたちは、さっちゃん先生に「絵本講座」を
たっぷり1時間していただきました。
「絵本講座の」詳細は、さっちゃん先生から、のちほど。。。