人気ブログランキング |

カテゴリ:国語未来塾の毎日( 25 )

国語未来塾の 
窓越しに見える ベランダは
折々の花が咲くように
ささやかに 手入れしています。

e0365999_06072241.jpg



いつも 気づくのは
お花は「置かれた場所に 合わせて咲く」こと。
必ず、太陽のほうを 
すっくと 向いて
堂々と 
顔をあげて 咲きそろいます。


敬愛する ノートルダム清心学園理事長 渡辺和子先生の
置かれた場所で咲きなさい
という書名のとおり。

e0365999_06065732.jpg


10年以上同じ場所に 置いて育てていると
お互い 上手に 場所を譲り合って
それぞれに 
太陽の恵みが とどき渡るよう
のびやかに
控えめに
バランスよく 葉を広げ
花を咲かせます。

e0365999_06074284.jpg


こちらは、ここにきて 6年目の萩。
万葉集で 一番多く歌われているお花ですから
ぜひ!お仲間に・・・

太陽をもとめて ぐんぐん
ベランダから 顔を出します。
そんなに 背伸びしなくても・・・と
笑えるくらいの がんばりです。

さあ、今日も 子供たちが
未来を咲かせに 
来ます。

どこで どんな花を 咲かせるのかな。
楽しみです。

e0365999_22594498.jpg


168.png国語未来塾178.png
masakique☆i.softbank.jp
(★を@に変えてお送りください)

体験教室も、随時行っています。
お気軽に お問い合わせ下さいね



by hiramekiartsakubn | 2017-05-30 17:27 | 国語未来塾の毎日

歳時記に親しむ

春一番・野分・菜種梅雨・小春日和・麦秋
この五つの言葉を、季節の順に、 並べ替えましょう。

2014年の灘中の入試問題です。
言わずと知れた 関西一の難関校ですが、歳時記を問う問題は 頻出事項。
かなり、玄人好みの出題です。

まずは、「春一番」…立春を過ぎて、その年初めて吹く、強い南風のこと。
次が「菜種梅雨(なたねづゆ)菜の花の咲くころに降る 長雨。3月終わり~4月ごろです。
そして「麦秋(ばくしゅう」…黄金色に麦畑が揺れるころ。ちょうど今頃ですね。
次が「野分(のわき)」…秋の初めに吹く 激しい風。野の草を分けて吹き通る風。実は台風です。
最後が「小春日和(こはるびより)」…初冬のころ。春のように暖かい晴天の日。

「春一番」は、よく耳にすると思いますが、「菜種梅雨」は6月の梅雨の時期ではなく
「梅雨のように…」降るということ。「麦秋」も季節の「秋」ではなく、この場合は「秋=実る」です。
「野分」は、源氏物語の(第二八帖の帖名)場面が思い浮かべば、台風だとわかりますね。

なあんて、さらっと 書きましたが、俳句をひねる方以外
大人は 長い人生のどこかで 耳にしたかなあ~という くらいでしょうか。

最近の中学受験を見ていると、「記憶力」が試されるというレベルを超えていると思います。
「記憶力」だけでは、到底 太刀打ちできないような問題が多いからです。
では、何を見ているのか。
それは、「生活力」だと思うのです。
日々の生活の中で 何に気づき、何を感じ、どう行動しているのか。

こうした歳時記の珠玉の言葉を 中学受験生の苦痛の暗記教科にするのは
なんとも モッタイナイ!

案外、ラジオがおすすめです。ラジオのアナウンサーさんは かなり歳時記に焦点をあて
お話なさることが多いからです。テレビのつけっぱなしもいいですが
たまには、ラジオからの言葉に集中するのも 脳トレになります。

国語未来塾を ささやかに始めたのが
2010年 弥生のこと。
『どんぐりコース』で、コロコロ 元気に学んでいた
ちっちゃなどんぐりさんの中の 一粒くんが、今年 中学受験!
私も一緒に 受験問題に挑戦しています。

国語未来塾では、何より「季節感」を大切に 題材にしてきました。
「旬のことば」をどんどん紡いで いきましょうね。
e0365999_06064708.jpg

窓の向こうのミモザも、花が終わり
たわわに 豆のような「実」をつけています。
ミモザの実、ご存じでしたか?




by hiramekiartsakubn | 2017-05-23 22:15 | 国語未来塾の毎日

毎月 神戸市内の私立の小学校に
季節の万葉歌を お届けに行っています。
今年、開校6年目。いよいよ この4月から
6学年ぜ~んぶそろうので、
午前中の4コマだけでは たりなくて
5月から、二日間にわたって いくことになりました。

旬の万葉集(五月)


春の野に スミレ 摘みにと 来(こ)し 我ぞ
野を 馴(な)つかしみ 一夜(ひとよ)寝にける
(万葉集 一四二四番歌 山部赤人)
あったかくなったね。 あ~ いい気持ち。春の野に「スミレ」を
摘みに来たらね、あんまりにも きもちがいいので
ついつい 一晩そこで 寝っちゃたよ~


低学年さんは、この歌を何度も歌って覚えたら
そのまま 「春の野に~」と運動場に集合!
「一夜 寝にける~」で、ほんとにしばし休息。
ごろ~んと、運動場の芝生の上に ねっころがりました。

空に浮かぶ 白い雲 ほほを渡る風
あま~い 緑と土のにおい

い~いお天気、あっぱれ万葉日和。

教室に戻って、みんなに想像してもらいました。

赤人さんたちが お泊りしたのは どんな野原だったかな?

e0365999_23034138.jpg



虫やちょうちょも 一緒に遊ぶのね。

e0365999_23032977.jpg



すみれちゃんにも、ひとめぼれ・・・

e0365999_23031631.jpg



太陽さんも にっこにこ。

e0365999_23025259.jpg



緑の芝生が 気持ちよさそう~
ここまでは、入学したての1年生さん。

お次は、ちょっぴり おしゃまな 2年生さん。

e0365999_23023988.jpg



文字情報から、絵を導きだす この能力。
実は、国語の読解問題でも 最近よく問われるようになりました。

2016年の灘中の入試問題にも、問題文の中で
少年たちが作った船を 再現して、絵で描きなさいと。

「万葉人の心」には 子供たちが いっちばん近~いのです。

その感性、大切に育てていこうね~。

空に向かって深呼吸~

e0365999_22450273.jpg






by hiramekiartsakubn | 2017-05-17 23:03 | 国語未来塾の毎日

たんぽぽの日々

連休のご褒美は
なんといっても のんびりする時間。
日頃は 半日くらい先の
「なければならない」に 追われる日々ですから。

連休最後は 
近くの住吉川を のんびり散歩してきました。

e0365999_16111123.jpg


鮎が のぼってくるほどの 清流です。
のんびり 頭を空っぽにして・・・

そうしないと、ほかのモノが 思いが
入る余裕が ありません。

からすのえんどうや 
もみじの 赤ちゃんも みつけました。

e0365999_16183472.jpg



いつもの「ハヤク!はやく!」の口癖も
今日は 出番 無し。



e0365999_15052681.jpg

ちょっと、まって~! とばした~い!
e0365999_15053963.jpg

ふう~
e0365999_15055413.jpg

上手に 全部 吹き飛ばせるようになった タンポポの綿毛。
最後の一つが 飛んでいくまで
待っているとき

俵 万智さんのエッセイ「たんぽぽの日々」を思いだしました。

「たんぽぽの綿毛は たんぽぽの子供たちだ。
地面に根を張っている母親は
子供たちのこれからをみとどけてやることはできない。
ただ、風に祈るばかり。」

たんぽぽの綿毛を吹いて見せてやる 
いつかおまえも 飛んでゆくから


俵万智さんの歌では、綿毛を吹き飛ばして 見せてやったけど、
娘は まず 自分で 吹き飛ばせるようになりました。

そんな 成長を思う一日。


*余談ですが、俵万智さんの このエッセイ、
2015年の灘中の国語の入試に出題されました。
灘中、さすがです!





by hiramekiartsakubn | 2017-05-07 16:45 | 国語未来塾の毎日

十三詣り


十三詣りって ご存じですか。
生まれ年の干支が初めて回ってくる、数え年の13歳になったら、
虚空蔵菩薩様に知恵と 福徳を 授けてもらうために お参りすること。
関西では、七五三よりも大切にしているところもあると聞きました。

京都の法輪寺、大阪の太平寺、奈良の弘仁寺などが有名で
旧暦の3月13日にお参りするのが一番なのですが、
七五三と同じく、3・4・5・6月あたりに お参りするといいそうです。

数え年の13歳といえば、昔は、男の子の「元服」の年。
女の子は、大人の着物を肩上げしてもらって、晴れ着で出かけます。
e0365999_15402335.jpg
5月5日の子供の日、娘と一緒に 京都の法輪寺にお参りしてきました。

びっくりしたのは、「一字写経」と言って 願い事を漢字一字に込めて
奉納するのです。

e0365999_15032589.jpg
前の晩からず~っと考えて、娘は「結」と書いていました。
国語未来塾の「言霊パワー*今年の一字」と同じですね!!

なぜ、虚空蔵菩薩様に13歳でお参りするのか、
いろいろ言われが あるようです。

が、読経流れる 本堂の保護者席に座り、つらつら思うに
13歳は、数え年なら小学6年生~満年齢なら中学2年生、
つまり、心と身体のバランスが不安定になる思春期真っ盛り。
この時期に、身体の成長を感謝しつつ、心の成長を祈願する・・・
ということでしょうか。

虚空蔵菩薩さまとは、無限の宇宙のように広い心で 
見守ってくださる菩薩さま。

中学受験を迎える小学6年生は、塾の先生から「ぜひ!
十三詣りをするように!」と勧められるとも聞きました。

虚空蔵菩薩さまのように ひろ~い心で
子供たちを見守ってやりたいものですね。




by hiramekiartsakubn | 2017-05-06 20:49 | 国語未来塾の毎日

今宵 新月。
新月にお願いごとをすると
叶いやすいと 聞きました。

4月の季節作文は
『起承転結で書く 自己紹介』です。

起:名前と ニックネーム 
承:好きなもの・こと/わくわくするとき
:ちょっと苦手・嫌いな もの・こと
結:一番 自分ってやるなあ~とおもうところ
 (得意なこと。上手なこと)

「起・承」は、普通にすらすらっと、いきますが、
ポイントは、「」。
自分を客観的に見ることにつながります。
ちょっと、自分を落としておくと、
最後の「結」の得意なこと、長所が、際立ちます!

e0365999_22500465.jpg
新5年生コンビも、しっかり書きましたよ~。
結のまとめには、新月の祈りを込めて・・・

★5年生になったので、これからはもっと私の苦手な「おのまとぺ」も
作文に入れたりして、今年こそ、「はぐるま」に入賞したいです。
★5年生になったので、野球で、オールマイティになりたいです。

まずは「言霊=事霊(ことだま)」パワー満載の新学期スタートです!
by hiramekiartsakubn | 2017-04-26 23:09 | 国語未来塾の毎日

大学の授業が始まって、2週間。
ドキドキ ピカピカの新入生は 履修案内片手に
構内をうろうろ・・・毎年 ほほえましい季節です。

期待に胸を膨らませた新入生。し・か・し。
土曜日の特別補習は、なんと、日本人の大学生に行ってきました。
留学生に日本語を教えている 日本語教師に 3年くらい前から 
「日本人に、日本語を 教えてください」
との依頼が舞い込むようになったのです。
いやはや。。。

今日は その2回目。
入学早々、下位20名に選抜(?)された1年生が
仏頂面で座っています。

しかし!そこは、万葉ライブで鍛えたトークと、日本語自体の持つ面白さで
ぐいぐい 引っ張ってきました(にんまり)
「冷える」と「冷める」はどう違う?
もちろん、最初はポカーン。何 言ってんねん!という感じでしたが
「冷(さ)めたビール」「冷(ひ)えないうちに食べて」とは言わないでしょ?
なるほど~。
じゃあ、「切る」と「裁つ」は?などなど、弾丸のように
質問を浴びせ、頭をぐんぐん 活性化させていきます。

背もたれに べた~と寝ころんでいた 彼らが 
だんだん 身を乗り出してきて 最後は
「はいはい!体が冷えるというやん。身体が冷めるとは言わへんな」
「でもなあ、頭を冷やして来いとかも 言うやん。」
「『冷やす』は、冷蔵庫やろ。『冷ます』は。。。ふうふうする感じやな」
などなど。

そう。やっぱり、「考える」ことは「楽しい」ことなのです。
その機会が、今まで あまりなかっただけの彼ら。
『知的好奇心』は、一生の宝物です。
「先生、今度はいつ? 日本語って おもろいなあ~」
さいごは、にこにこ 帰っていきましたよ。

理学療法士の卵くんたちの未来、応援しています!

e0365999_23041510.jpg










by hiramekiartsakubn | 2017-04-22 22:42 | 国語未来塾の毎日

大学の授業も2週目に 入りました。
「はじめまして」の1週目をおえて 今学期も
たくさんの留学生をむかえています。 

「はじめまして」の最後を飾るのは
神戸市内の 私立小学校の1年生さん。
元気いっぱいに 挨拶してくれます。

小学校設立時から 月1回の万葉教室に 通いだして
今年で、なんと6年目。
ピカピカの1年生だったあの顔、この顔が
6年の教室で 笑っています。

そして、この歌も、6回目。
新学期、4月のはじまりは
やはり この万葉集です。

熟田津(にきたつ)に 船乗りせむと 月待てば
潮もかなひぬ 今は 漕ぎ 出(い)でな~
(万葉集8番 額田王:ぬかたのおおきみ)

道後温泉のちかくの 熟田津の港から 船出しようと
月の出を待っていると、ほ~らごらん。
おっきなお月様。潮の流れも思い通り。
さあ、あとは あなたの心一つ。成功を強く信じて
今こそ、しゅっぱあつ!


このうたに、ノリノリの振り付けをして
全校生徒 思いっきり のびやかに歌います
まさに、新学期の船出にぴったりの歌。

3年生からは、こんなかわいいお手紙をもらいました。
e0365999_23275105.jpg

みんなには、最後の歌が人気のようですね。

e0365999_23272342.jpg


いつも、終わるときの歌がじょうずですね。
いつも元気で、まんようしゅうが すきになりました。

はーい!今年もたっぷり歌いましょう。


by hiramekiartsakubn | 2017-04-18 00:00 | 国語未来塾の毎日

春休み前後から 国語未来塾に 通い始めたみんなは
「作文大好き!だから もっと~書きたい!」さんと
「作文大嫌い!でも 書けたほうがいいもんな~」さんの
二つのグループに分かれます。

とくに、「作文大嫌い!」さんでも、楽しめるのが
マッピング
e0365999_23065507.jpg
新学期にむけての 何よりの準備が
「○年生の思い出」です。
自分の一年をきちんと振り返り、
整理しておくと、自分の 長所・短所を 客観的に
見ることができるようになるのです。

なかでも、
「わすれた!」「いい思い出なんてない!」という
新中2の 思春期 真っ只中君には
「じゃあ、そのまんま、書こう。
今思いだしても、何も浮かばない。いいことなんかない
それでオッケーなんだよ」
と伝えると、ぽか~ん。

さんざん、学校や親への文句を書いた後
起承結の 「」には、
「とはいえ、小学校の時より中学校のほうが 楽しい。
なぜなら、いい友達が いっぱいできたからだ」
とのこと。ほ~ら、思いだせば あるじゃない。

新しく入った、作文・国語 大の苦手君(新小5)も
「五感」「起承転結」を意識しようね~と
マッピングを始め、構成を考えて 書き始めると
3ページにもわたる大作になりました。
これには、お母さんもびっくり!

e0365999_23071480.jpg
自分の一年を振り返り、一つの「目に見える形」にした子供たちは
どことなく 誇らしげに 帰っていきます。
嬉しい春は、すぐそこですね。


by hiramekiartsakubn | 2017-04-04 12:14 | 国語未来塾の毎日


国語未来塾を始めたときから 
春休みには 万葉母さんの敬愛してやまない
元小学校、ベテラン国語教師のN先生に 
の特別授業を お願いしています。
今年で なんと7回目。
3月29日(木)は、私もすっかり 生徒になって
素敵な詩を 教えていただきました。

みんなはどんな時に「かなしい!」と思う?
・お母さんに 怒られたとき
・ドッチボールで あてられたとき
・友達と けんかしたとき

そんなときは どんな漢字で書くかなあ?
・悲しみ・哀しみ・・・
ほかには?
・・・・
・愛しみ=これも 「かなしい」って読むんだよ。
そして 
・美しみ もあるよ。 
e0365999_23004460.jpg
e0365999_23010135.jpg
この詩のなかの悲しみは どの「かなしみ」がぴったりくるかな?

「かなしみ」 大木 実

e0365999_23141594.jpg
この 詩の中には、10個「かなしみ」がでてきます。
「かなしみ」に番号をつけて、グループ分けしてみましょう。

第2連に 「そういう かなしみ」が3回出てくるけれど
どう違うかな?

e0365999_23054562.jpg
それぞれの 漢字で表す 「かなしみ」。
万葉集では、大好きな人のことを思うのも
愛しみ(かなしみ)」なのです。

心に深く刻まれた 風景も
「故郷の川の 美しみ(かなしみ)」

そして、「悲しみ」より「哀しみ」より 
もっと深くて 苦しい「悢しみ

生きている限り 必ず出会う 「かなしみ」を
恐れることなく、 生きていってほしいと思います。







by hiramekiartsakubn | 2017-03-29 23:53 | 国語未来塾の毎日